今年のテーマ

爆゛(バグ)

来場者3万人を超える筑波大学雙峰祭。数ある企画・発表の中で、「筑波大学芸術祭」の来場者数はまずまずでした。去年のテーマは「GAME」。芸専。ゲーセン。「もっと有名にしたい!でかくしたい!」さらなる芸術祭の「拡大・拡張・拡散」のために……。

「なんかさ……爆発したいよね、今年」4月のテーマ決め会議でこの言葉が飛び出した時、今年のTADFは面白くなるぞと。心躍ったことを覚えています,かの有名な岡本太郎も「芸術は爆発だ」と言っていますし、芸術を学ぶものは何かと爆発したがるのかもしれません。そしてとにかく人と違うことが大好きな今年の芸祭委たちは単なる爆発は飽き足らず、何かひねりを入れたがりました。

爆 バク バグ BUG

爆゛?

爆発と英単語のBUGを掛け合わせた造語、その名も爆゛。英単語のBUGにはコンピュータープログラムのバグに加え、「熱狂的になる様」という意味もあります。爆発的な熱狂を求め、その芸術への熱量をもっともっといろいろな人に 知ってもらいたい。そんな今年の我々にピッタリではありませんか。

そんなこんなでTADF2024のテーマは「爆゛」芸専生の日々の製作が、表現活動が、プロジェクトが、「爆゛」発する2日間を、どうぞお楽しみに。

委員長あいさつ

この度は筑波大学芸術祭2024にご来場いただき、ありがとうございます。    

今年度のテーマは「爆゛」。

 

私は芸術専門学群に入学してから、毎日が新しい出会いとの連続でした。 総合大学の中に設置されている芸術専門学群は、学群内でさらに14の領域に専門が分かれています。多様な専門を学ぶ人々から刺激を受けながら、大学で芸術を学べるありがたさ、自己表現できる楽しさを日々感じています。

 私はこういった芸専の魅力を、面白さをもっといろんな人に知ってもらいたいと感じています。 この芸術祭をきっかけに、芸術エリアから、芸専生の個性と情熱が爆発し、増殖バグのように広がっていくことを願い、「爆゛」というテーマに決定いたしました。

この場をお借りして、開催に至るまでにご協力いただいた全ての方に御礼申し上げます。 芸専生が1から作り上げた芸術祭です。日々の制作が、プロジェクトが、表現活動が、「爆゛」発する2日間を、どうぞお楽しみください。

2024年度芸術祭実行委員長 大江愛佳